男子は竹原、女子は市村が初優勝 関東中学ゴルフ春季大会

[ 2018年2月27日 05:30 ]

スポニチ主催平成29年度関東中学校ゴルフ選手権春季大会 ( 2018年2月26日    千葉県茂原市 真名カントリークラブ(男子=6339ヤード、女子=5767ヤード 共にパー72) )

<関東中学校ゴルフ春季大会>優勝した市村杏(左)と竹原佳吾
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 男子は竹原佳吾(神奈川・森村学園2年)が前半33と伸ばし、2位に3打差をつける3アンダーの69、女子は後半34と巻き返した市村杏(長野・軽井沢2年)が1打差を付ける1アンダー71で共に初優勝。男子は上位20人、女子は15人が3月28、29日の全国中学校選手権(滋賀・ダイヤモンド滋賀CC)に出場する。

 男子は「一番好きなクラブはパター」と語る竹原が得意のパットで優勝を手にした。4バーディーを奪った前半は13パットで33。「ティーショットも良かったですが、パットが入ってくれました」と喜んだ。本格的に始めたのは小学6年から。シングルハンデの父親の指導を受け、練習は毎日1〜2時間。体力強化のため週1回の水泳にも通う。昨年春の全国大会に出場したが「凄く緊張して初日大叩き」で40位とあり「2回目はもっといい成績を」と誓った。

 一方女子は昨年の大会をマッチングスコアで全国大会を逃した市村が「今年は執念でプレーした」と優勝で悔しさを晴らした。前半はパットが決まらず3オーバーまで落としたが後半は「アイアンが良くなった」と1アンダー。練習は土、日曜のラウンドを含め週3日、残り4日は陸上部のトレーニング。100メートルが専門だが、陸上はゴルフの体力強化のためで「出るからには日本一」が目標だ。

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2018年2月27日のニュース