SPでリードもあぶない刑事?フリー最終調整でジャンプ決まらず

[ 2017年12月24日 15:00 ]

<全日本フィギュアスケート選手権最終日>フリーに備えて練習する田中刑事(撮影・小海途 良幹)
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 24日夕方に始まるフィギュアスケート全日本選手権の男子フリーを前に、ショートプログラム(SP)2位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)、3位の無良崇人(26=洋菓子のヒロタ)、4位の村上大介(26=陽進堂)らが同日午後2時20分から最終調整を行った。

 平昌五輪の男子の枠は3で、全日本優勝者は決定。2人目は全日本2、3位、GPファイナル出場の宇野から選考される。3人目は2人目の選考から漏れた選手に世界ランクや国際連盟公認大会の今季スコアから選ばれるが、右足回復が間に合わず欠場した羽生結弦(23=ANA)の選出が決定的だ。

 宇野が選ばれることも確実で、全日本で宇野以外の最上位が五輪切符に大きく近づく。田中は無良に5・81点差、村上に10・35点差をつけ、優位な立場で運命のフリーに臨むが、最終調整でジャンプの回転が抜けるシーンが目立った。無良もジャンプの精度を欠いた。

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