平昌五輪女子展望 15歳ザギトワが中心、女王・メドベは右足回復間に合うか

[ 2017年12月24日 23:03 ]

ロシアのアリーナ・ザギトワ
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 フィギュアスケートの平昌五輪日本代表が24日、決まった。

 宮原知子(19=関大)、坂本花織(17=シスメックス)が出場する女子は、昨季の世界ジュニア女王で今季シニアデビューしたアリーナ・ザギトワ(15=ロシア)が中心になりそうだ。GPシリーズの中国杯、フランス杯を連勝し、GPファイナルも自己ベストの223・30点で優勝。国際連盟非公認スコアながら、ロシア選手権も233・59点で制した。SP、フリーともに全てのジャンプを基礎点が1・1倍となる演技後半に跳ぶ。

 16、17年と世界選手権を連覇し、SP80・85点、フリー160・46点、合計241・31点と全ての世界最高得点を保持するエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)は右中足骨骨折でGPファイナル、ロシア選手権を欠場。ロシア勢はドーピング問題により、平昌は個人資格での参加となるが、来年1月の欧州選手権後に出場選手が決定する。メドベージェワはこれまでの実績で代表入りは確実とされ、コンディションが整えばもちろん優勝候補だ。

 昨季の世界選手権銀メダルのケイトリン・オズモンド(22=カナダ)はGPファイナルでも3位に入り、ベテランのカロリーナ・コストナー(31=イタリア)も健在。3人出場してくる米国勢もおり、日本勢にとっては厳しいメダル争いになりそうだ。

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2017年12月24日のニュース