15歳紀平3位 真央以来!1大会でトリプルアクセル3度成功

[ 2017年12月24日 05:30 ]

フィギュアスケート全日本選手権第3日兼平昌冬季五輪代表最終選考会 ( 2017年12月23日    東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

フリーで2度のトリプルアクセルを決めた紀平
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 15歳の紀平が、合計208・03点で3位に食い込んだ。冒頭にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―3回転トーループを決めた後、「顔がこわばるくらいの緊張があった」という状態で、単発のトリプルアクセルも成功。技術点は断然トップだった。「自分でできる最高の演技を目指して、それに近い演技ができた」。

 SPでもトリプルアクセルを決めており、1大会で計3度の大技成功は、銀メダルを獲得した10年バンクーバー五輪の浅田真央さん以来。「(真央さんを)目指してこれからも跳び続けて、さらに近づけるように頑張りたい」。

 国際連盟(ISU)の年齢制限により、平昌五輪の出場資格はない。22年北京五輪のエース候補が、初のシニア全日本で大きな存在感を示した。

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2017年12月24日のニュース