男子フルーレ西藤逆転初V 脱“銀コレクター”苦手の松山撃破

[ 2017年12月11日 05:30 ]

フェンシング全日本選手権最終日 ( 2017年12月10日    東京・駒沢体育館 )

男子フルーレで初優勝しガッポーズする西藤      
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 男女各種目の決勝などを行った。男子フルーレは世界選手権銀メダルの西藤が初優勝。今季1勝2敗と苦手にしていた松山相手に序盤は1―9とリードを許したものの、最後は逆転勝ち。「立ち上がりの課題が出た。最後の1点は本当にうれしかった。これまでも銀メダルが多かったので、勝ち切れたことは良かった」と喜びをあらわにした。

 劣勢のスタートを「1―9からの逆転は初めて。焦った」と振り返ったが、青木コーチの「まだ大丈夫。諦めるな」の声で自分を取り戻した。世界選手権以降は国内でも結果が出ず。苦しんだ末に到達した初の日本王者。見届けた家族の前で「3年後、東京五輪でも優勝できたら最高だと思うので、よろしくお願いします」と宣言した。

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