太田会長“現役復帰”エペ競技人口増加へ「全日本出場目指す」

[ 2017年12月11日 05:30 ]

スピーチする太田・日本フェンシング協会会長
Photo By スポニチ

 五輪2大会連続メダリストの日本フェンシング協会・太田雄貴会長(32)が10日、“現役復帰”を宣言した。東京・駒沢体育館で行われた全日本選手権個人決勝でエペの競技説明をした際に「皆さんにエペを始めてもらいたい。私も始め、全日本出場を目指します」と語った。「競技人口を増やすためには、僕が試合に向けてチャレンジするのも面白いかなと。今の状態では難しいと思うけど全日本選手権で見延選手と対戦したい」と話し、年明けから本格始動するという。

 会長として初めての全日本選手権は、過去300人程度だった観客がこの日1600人の盛況ぶり。サプライズゲストとして水泳五輪金メダリストの北島康介氏(35)も登場。会長自らの競技説明やLED照明などを利用した演出も好評で「喜んでいただけたと思う」と話した。

続きを表示

2017年12月11日のニュース