ビルズが壮絶な“スノーボウル”を制して勝利 積雪60センチ

[ 2017年12月11日 11:30 ]

大雪の中で開催されたビルズ対コルツ戦(AP)
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 米ニューヨーク州北西部バファロー郊外のオーチャードパークで10日に行われたNFLのビルズ対コルツ戦は、氷点下5度の吹雪の中でキックオフ。延長の末に地元のビルズが13―7(前半7―0)で勝利を収めて7勝6敗となり、18季ぶりのプレーオフ進出に望みをつないだ。

 この日は市街で61センチの積雪となったが、ビルズの本拠地ニューエラ・スタジアムには6万人のファンが集結。スタンドには雪だるまも作られて試合が始まった。フィールド内でも選手の足首が隠れるほどの積雪で、両軍ともにラン・プレー主体で応戦。コルツは名キッカーのアダム・ビナティエリ(44歳)が雪の影響でステップをまともに踏めずにFGを2本とも失敗し、うち1本は同点で迎えた第4Q残り6秒からのFG(43ヤード)だった。

 ビルズは延長の残り1分33秒、この日32回のキャリーで156ヤードを走破したRBルショーン・マッコイ(29歳)が雪をかき分けながら21ヤードを走破して決勝のTDランを奪取。ワイルドカードでのプレーオフ進出に可能性を残した。

 コルツは3勝10敗。こちらもRBフランク・ゴア(34歳)が自己最多の36回のキャリーで130ヤードをランで獲得したが、QBジャコビー・ブリセット(23歳)のパス獲得はわずか69ヤードに終わった。

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