大奄美 十両で初優勝 巴戦の優勝決定戦制す

[ 2017年7月23日 16:36 ]

大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2017年7月23日    愛知県体育館 )

<大相撲名古屋場所千秋楽>十両優勝の大奄美
Photo By スポニチ

 十両は大奄美(24=追手風部屋)が初優勝を飾った。11勝4敗で並んだ大奄美、朝乃山、豊山の3人の巴戦による優勝決定戦を制した。

 大奄美は本割で朝乃山に勝ち、さらに巴戦の優勝決定戦で豊山を下手投げで破った。次いで、本割でも勝った朝乃山も下手投げで転がした。

 「(本割で)朝乃山に勝ったら、思い切っていこうと思った。うれしいです」

 相撲が盛んな鹿児島県の奄美大島出身。「小さい頃から、おじいちゃんと畑とかで遊びで相撲をしていた。海に入る前は、砂浜で四股」と思い出話も披露した。しこ名には「(奄美を)もっと知ってもらえたら」と、故郷を思う気持ちが込められている。

 次世代スター候補がひしめく1992(平成4)年度生まれ。幕内で活躍する御嶽海や宇良、北勝富士が同学年で、「刺激になります。並べるようにやっていきたい」と意気込んだ。

続きを表示

2017年7月23日のニュース