小平 1000Mリンク新記録で8度目V!「まだ行けそう」

[ 2016年10月24日 05:30 ]

スピードスケート全日本距離別選手権 ( 2016年10月23日    長野市エムウエーブ )

女子1000メートル 国内最高記録の1分15秒08で優勝した小平奈緒
Photo By 共同

 スピードスケートのW杯前半戦の代表選考を兼ねた全日本距離別選手権が長野市エムウエーブで行われ、女子1000メートルはエースの小平奈緒(相沢病院)が1分15秒08のリンク新記録を樹立し、2年ぶり通算8度目の優勝を飾った。条件が近いロシアのリンクで行われた昨季の世界距離別選手権なら4位相当の好記録。10年バンクーバー五輪同種目金メダルのネスビット(カナダ)が12年12月にマークした従来の記録を0秒05塗り替えた。

 前日22日の女子500メートルで国内最高記録を叩き出した第一人者が波に乗った。スタートでタイミングが合い、オランダ留学で磨かれたストレートで伸びた。自己ベストを0秒83更新して今大会2冠を達成。絶好調の30歳は「意外と記録が出る時はあっさり出ると思った。まだ、行けそうな気がする」と本格的シーズンを前に期待を抱かせた。

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2016年10月24日のニュース