宇野 首位発進 4回転フリップ冒頭で成功「実力より気持ちで」

[ 2016年10月24日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦 スケートアメリカ第2日 ( 2016年10月22日    米イリノイ州シカゴ )

男子SPで首位に立った宇野昌磨
Photo By 共同

 宇野はGPシリーズの大舞台でも4回転フリップを着氷させた。

 今年4月に世界で初めて成功させた大技を、冒頭で披露。「じゃんけんに勝った感じ。実力というより、気持ちが高まっただけ。試合の緊張感に頼って跳んだ」と独特の表現で大技の成功を喜んだ。ただ次の連続ジャンプは最初の4回転トーループを成功させたものの、続く3回転トーループで転倒。「1個目が凄く良かったのに、2個目を失敗したことが心残り。もったいなかった」と悔しがった。それでも大崩れはせず、2位に1・83点差をつけて首位発進。23日のフリーでは昨季のフランス杯(テロの影響でSPの結果のみで優勝)に続くGPシリーズ2勝目を狙う。

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