白鵬、順調回復 復帰後初の朝稽古 24日巡業で取組復帰へ

[ 2016年10月24日 05:30 ]

白鵬(中央)は秋巡業に復帰後初めて土俵に上がり、ぶつかり稽古で千代の国に胸を出した。土俵下右は稀勢の里
Photo By スポニチ

 大相撲の秋巡業が23日、愛媛県松山市で行われ、20日の京都巡業から復帰した横綱・白鵬(31=宮城野部屋)が初めて朝稽古の土俵に上がった。

 幕内のぶつかり稽古で平幕・千代の国を指名して胸を出した。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で対戦する可能性のある千代の国は「一生懸命やらせていただきました」と全力でぶつかったが、横綱は土俵際でしっかりと踏ん張った。「(土俵際では)意外と粘りがあった」。左膝や右足の負傷で秋場所を全休したが、着実に回復している様子だ。夜には徳島市内で行われた徳島後援会の親睦会に出席し「九州では、いい思いで締めたい」と抱負を語った。24日の徳島巡業では取組に復帰する。

続きを表示

2016年10月24日のニュース