三原舞依 初のGPシリーズ3位も後半ミスに涙「凄く悲しい」

[ 2016年10月24日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦 スケートアメリカ第2日 ( 2016年10月22日    米イリノイ州シカゴ )

女子で3位になった三原舞依(右)
Photo By 共同

 初のGPシリーズで3位になったにもかかわらず、演技直後の三原は悔し涙を流していた。「失うものは何もないという気持ちでいったけれど…。練習でできていることが本番で出せなくて、凄く悲しい」。ミスが続いた後半の内容を悔やんだ。

 昨年12月に膝などの関節が痛む「若年性特発性関節炎」を発症し、4カ月練習できなかった。闘病を続けながらシニアデビューしたが、ブランクの影響は否めず「休んだ間に他の選手と体力差がついた」と悔しがった。

 次戦は中国杯(11月18~20日)。指導する中野園子コーチには「中国で1番になったらファイナル行けますか」と尋ねたという。平昌五輪プレイヤーに現れたシンデレラガールは、幼い顔立ちからは想像し難い強いハートの持ち主だ。

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2016年10月24日のニュース