ジョコビッチ 王者らしさ見られず けがの影響「話す必要があるとは思わない」

[ 2016年9月12日 15:54 ]

全米オープン男子決勝 ジョコビッチ1―3バブリンカ

(9月11日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 王者らしい粘り強さと切れ味を兼ね備えたショットは最後まで見られなかった。ジョコビッチは昨年の全仏決勝でも敗れたバブリンカに、優勝を阻まれた。「彼は大きな試合になるほど最高のプレーをする。強打が決まると手を付けられなくなるときがあるが、きょうがその日だった」と諦め気味に話した。

 今大会は体が万全ではなく、この試合も第4セット中に左脚の付け根を痛がる姿を見せた。2度のタイムアウトを取って両足の指先の治療も受け「出血があり、痛みもあった」と明かした。

 けがが試合に及ぼした影響については「話す必要があるとは思わない」と、言い訳しなかった。(共同)

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2016年9月12日のニュース