開会式の旗手・上地結衣 圧巻ダブルべーグル!金へ好発進 

[ 2016年9月12日 05:30 ]

<リオパラリンピック>女子シングルス(車いすテニス)1回戦、サーブを放つ上地

リオ・パラリンピック 車いすテニス女子シングルス1回戦 上地結衣6―0、6―0カンジダ(ブラジル)

 車いすテニス女子1回戦で、世界ランキング2位の上地は同38位のカンジダ(ブラジル)に対し、1ゲームも失わず6―0、6―0のダブルベーグルで圧倒した。ランキングが示す通りに力の差は歴然。さらにセンターコートでの地元選手との対戦で完全アウェーの雰囲気。「やりにくさはありました。自分のプレーを意識することに心がけました」。集中力を保って、失ポイント6、32分間で勝負を決めた。

 3日前の開会式では旗手を務め、長時間拘束されたが「あっという間。ロンドンの時と違って、目の前に誰もいない光景もまた楽しかった」と気分を高めた。初出場の4年前はベスト8。「4年を経てランキングも変わったし、プレーも変わった。(周囲の)見え方が全然違う」。初の金メダル獲得へ、落ち着いてスタートを切った。

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2016年9月12日のニュース