愛ちゃん 4年前の銀と違う感慨 表彰台に「やっと立てた」

[ 2016年8月17日 11:44 ]

銅メダルを手に笑顔の(左から)福原、石川、伊藤

 リオデジャネイロ五輪卓球女子団体で銅メダルを獲得した日本代表が16日、表彰式後に報道陣に対応し、福原愛(27=ANA)は「この4年間、ロンドンで見た景色が忘れられなくて努力を重ねてきて、実際に表彰台に立って。本当にこの瞬間のために頑張ってきたという思いでいっぱいです」と噛みしめるように語った。

 団体戦準決勝では勝利まであと2ポイントと迫りながら敗れた。3位決定戦も第1試合のシングルスは2―3で敗れたものの、伊藤美誠(15=スターツSC)と組んだ第3試合のダブルスは気迫のこもったプレーで勝利をもぎ取った。

 「ずっと小さい時からの夢だったメダルに手が届いて表彰台に上がることができて、本当にきらきらしていてまぶしかった」という4年前。一方今回は「やっと立てたという思い。また違う感情が沸いてきました」と安堵の表情を浮かべた。今後については「終わったばっかりなので何も決めていなくて。リオのことだけを考えて生活してきたので、まずはちょっと休みたいですね」と話した。

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2016年8月17日のニュース