男子はメンタルが成長した工藤が連覇、女子は粘って芳賀V

[ 2016年8月17日 05:30 ]

東北大会を制した工藤(左)と芳賀

スポニチ主催 第10回東北小学生ゴルフ大会

(8月16日 宮城県仙台市 泉国際ゴルフ倶楽部=5436ヤード、パー72)
 スポニチ主催の第10回東北小学生ゴルフ大会は16日に行われ、男子は昨年優勝の工藤颯太(山形・神町5年)が38、42の80をマーク。2位に3打差をつけ連覇を果たした。女子は今年の東北ジュニア(11歳以下)を制した芳賀幸瞳(宮城・西根6年)が後半35とスコアを伸ばし、3オーバーの75で優勝した。なお男子は上位3人、女子は同2人が来年3月の全国大会(千葉・習志野CC)に出場する。

 <男子>4年生だった昨年に続く優勝。工藤は「楽しくプレーできて優勝できた」と喜ぶ一方、80のスコアには「ロングパットを入れたい気持ちが強すぎて失敗したり、あまり納得いかない」と不満も口にした。昨年に比べ1Wの平均飛距離は30ヤード伸びて230ヤードに。3パットやミスを引きずることなく「前向きに頑張れる」とメンタル面でも成長を見せている。昨年の全国大会では59位に終わったが「今年は数字より自分のベストを尽くしたい」と目標を掲げた。

 <女子>前半はパットが入らず40と苦しんだ芳賀だが、後半は2バーディー、1ボギーの35。トータル3オーバーの75にまとめ優勝を手にした。小学4年から本格的に練習を始め、平日は250~300球を打ち込み、週末はラウンドに充てる。先週の全国大会では2位の成績を収めた。「ゴルフはいろんな大会で友達と一緒にプレーするのが楽しいし、いいスコアが出るとうれしい」と語るが、夏休みの間はジュニアの大会も多く「宿題が進まない」のが悩みだ。

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2016年8月17日のニュース