加藤 平行棒は7位、個人総合銀のベルニャエフが金メダル

[ 2016年8月17日 02:35 ]

男子平行棒決勝 演技終了後、コーチで父の裕之さん(左)と握手を交わす加藤凌平

 リオデジャネイロ五輪体操の種目別決勝が16日に行われ、平行棒で加藤凌平(22=コナミスポーツ)が15・233点で7位となった。

 個人総合で内村航平(27=コナミスポーツ)と最後まで金メダルを争い、銀メダルとなったオレグ・ベルニャエフ(22=ウクライナ)がただ1人16点台となる16・041点を出し、悲願の金メダルを獲得した。

 加藤は、降り技の難度を上げて前方宙返り系の技で決勝に臨み「順位は悔しいですが、ぶっつけで(演技価値点)6・8という構成をして成功できた」としながらも「最後をD難度からF難度にしたんですが、それにこだわりすぎて、他の所がいいかげんになってしまった」と反省。

 しかし持ち味の安定感で団体総合で金メダルに貢献し「楽しいオリンピックでした。団体で金メダルはこの上ない幸せ」と語った。さらに、「個人で振るわなかったところがあるので、また頑張る」と4年後の東京五輪に向けて誓っていた。

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