ドーピング告発のロシア選手 身辺危険の可能性も示唆

[ 2016年8月17日 05:30 ]

 ロシア陸上界の国ぐるみのドーピング問題を内部告発したユーリア・ステパノワが15日、夫のビタリー氏とインターネット上で会見。「ロシアのドーピングシステムを変えるために告発した」と述べ、過去に不正に手を染めたロシア選手に対し事実を公表するよう呼び掛けた。

 同選手の個人情報に不正アクセスがあった問題では「もし私たちに何かが起こった場合、それは事故ではないと知るべきだ」と身辺に危険が及ぶ可能性に触れた。陸上で唯一出場が認められた女子走り幅跳びのダリア・クリシナについても「彼女も過去のロシアの状況を知っている一人。口を閉ざさず、真実を語ってほしい」と話した。

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2016年8月17日のニュース