八木が2連覇、三宅4位 全日本重量挙げ第1日

[ 2016年5月21日 21:20 ]

 重量挙げのリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権第1日は21日、山梨市民総合体育館で男女計5階級を行い、女子53キロ級は2012年ロンドン五輪代表の八木かなえ(ALSOK)がスナッチ85キロ、ジャーク109キロのトータル194キロで2年連続3度目の優勝を果たした。ロンドン五輪48キロ級銀メダルの三宅宏実(いちご)は、腰などを痛めていた影響もあり、4位だった。

 男子62キロ級は糸数陽一(警視庁)がスナッチで128キロ、ジャークでは日本新記録の168キロを挙げ、トータル296キロで3年連続4度目の制覇。女子48キロ級は大城みさき(ハーツ&ハーツクリニック)は4年連続6度目の優勝。男子の56キロ級は高尾宏明(自衛隊)が2連覇し、69キロ級は宮本昌典(東京国際大)が初優勝した。

 女子は三宅が既にリオ五輪代表に決定。残る女子3人と男子1人は今大会などの結果をもとに28日の理事会で決定する。

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2016年5月21日のニュース