美香 米ツアー2勝目へ3年ぶり単独首位発進

[ 2016年5月21日 05:30 ]

ギャラリーの声援に応える宮里美香

米女子ゴルフツアー・キングズミル選手権

(5月19日 米バージニア州ウィリアムズバーグ キングズミル・リゾート=6347ヤード、パー71)
 宮里美香(26=NTTぷらら)が7バーディー、1ボギーの65をマークし、今季開幕戦ピュアシルク・バハマ・クラシック以来となる単独首位スタートを切った。69で回った上原彩子(32=モスフードサービス)は19位。横峯さくら(30=エプソン)は71で41位、宮里藍(30=サントリー)と野村敏京(23=フリー)は72で65位となった。

 宮里美が1月の今季開幕戦以来の首位スタートを切った。初日単独首位は13年アーカンソー選手権以来。12年セーフウェー・クラシック以来の米ツアー2勝目に向けて好発進し「一打一打に集中できた。しっかりピンを狙えたのは凄く良かった」と満足感を示した。

 インから出て13番パー3で1打目を50センチに付けてバーディー。「リズムが良くなった。こういうショットを打とうと意識した」と乗った。15番からは4連続バーディー。後半の6番はスライスしてフックする難しいバーディーパットを沈め、8番は奥のカラーから3メートルをパターで入れて単独首位。計24パットとグリーン上でさえを見せた。

 4月下旬から帰国してワールド・レディース・サロンパス・カップに参戦(22位)すると同時に休養も取り「気分転換できた」。今季米ツアーでは15位が最高。「久しぶりにこういうラウンドができたのは自信につながる」と胸を張った。

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2016年5月21日のニュース