女子バレー日本 粘って4大会連続12回目五輪決定 イタリアには敗れる

[ 2016年5月21日 22:05 ]

<日本・イタリア>第1セット、スパイクを放つ木村

バレーボール女子世界最終予選兼アジア予選 日本2―3イタリア

(5月21日 東京体育館)
 リオデジャネイロ五輪の出場権を懸けたバレーボール女子の世界最終予選兼アジア予選第6日は21日、東京体育館で行われ、世界ランキング5位の日本は同8位のイタリアと対戦。フルセットの末、2―3と競り負けたが、4大会連続12度目の五輪出場を決めた。

 第1セット、日本は木村沙織を中心に多彩な攻撃で25―23で先取した。第2セットは追い上げたものの、25―27で落とした。第3セットも24―22と先にセットポイントを迎えながら、25―27と逆転で落とした。

 後がない第4セット、日本は粘って25―21とタイに持ち込んだ。この時点で4位以上が確定し、五輪出場を決めた。試合は最終セットを9―15で失い敗れたものの、22日の最終・オランダ戦を残し結果を出した。

 ▼五輪の出場条件 参加8カ国(日本、韓国、タイ、カザフスタン、オランダ、イタリア、ペルー、ドミニカ共和国)による総当たりで争われ、日本が五輪出場権を獲得するにはアジアから出場の4チーム(日本、韓国、タイ、カザフスタン)中最上位になるか、それ以外の7チーム中3位以内に入ることが必要になる。

 ※順位決定方法 勝敗によるが、同じ場合は勝ち点→セット率→得点率の順で決定。なお、勝ち点はフルセット以外の勝者3、敗者0。フルセットの場合は勝者2、敗者1。

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2016年5月21日のニュース