Vの白鵬 早くも次の照準「名古屋での1000勝へ燃えるものある」

[ 2016年5月21日 18:20 ]

<夏場所14日目>激しい相撲の末、日馬富士を寄り切った白鵬

大相撲夏場所14日目

(5月21日 両国国技館)
 結びの一番前で日馬富士を寄り切り全勝を守った横綱白鵬。「自分の取り組みに集中して、あとは土俵下で見守るだけでした」と、結びの一番を見守り、そして稀勢の里が敗れて決まった優勝。13日目までは稀勢の里とし列な優勝争いを繰り広げながら、気付けばあっという間の決着。白鵬も「こういう形で優勝するのは久しぶりですかね」としみじみと振り返った。

 自身の持つ史上最多記録を更新する37度目の優勝。とはいえ、両国国技館での賜杯は1年半ぶりとあって「うれしい」と素直に喜びを表した。「目標や記録を達成した人間にしか分からないものがたくさんあると思う。それもモチベーションになっている」と話し、次なる目標として目の前に迫った通算1000勝を挙げた。「名古屋場所での1000勝へ燃えるものがある」と白鵬。その前に、まずは12度目の全勝優勝が懸かった千秋楽へ向け「頑張ります」と力強く話した。

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