日本、韓国に敗れて3位…白星は山口だけ女子ユーバー杯

[ 2016年5月21日 00:31 ]

 バドミントンの国・地域別対抗戦、女子ユーバー杯第6日は20日、中国の昆山で準決勝(3戦先勝方式)が行われ、35年ぶりの世界一を狙っていた日本は韓国に1―3で敗れ、3位となった。第1試合のシングルスで世界ランキング5位の奥原希望(日本ユニシス)が同7位の成池鉉にストレート負けし、第2試合のダブルスで世界ランキング1位の高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)もフルゲームで敗れた。第3試合のシングルスで山口茜(再春館製薬所)は白星を挙げたが、福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)が黒星を喫した。前回優勝の中国はインドを3―0で下して21日の決勝へ進んだ。

 優勝候補の日本は単複の両看板がまさかの黒星を喫して銅メダルに終わった。第1試合で完敗したシングルスのエース、奥原は「申し訳ない」と涙を流した。

 ダブルス世界ランキング1位の高橋、松友組は、10日の日韓大会で快勝していたペアに競り負け。もう後がない状況で18歳の山口が白星を挙げたが、反撃もここまでだった。ダブルスの福万、与猶組がストレートで屈し、実力がある佐藤(ヨネックス)の最終試合まで持ち込めなかった。朴柱奉監督の「最終試合のシングルスまで回せば大丈夫」とのもくろみは、もろくも崩れた。(共同)

続きを表示

2016年5月21日のニュース