女子バレー日本 4大会連続五輪決めた イタリア戦で2セット奪取

[ 2016年5月21日 21:43 ]

<日本・イタリア>第1セット、スパイクを放つ木村

バレーボール女子世界最終予選兼アジア予選 日本―イタリア

(5月21日 東京体育館)
 リオデジャネイロ五輪の出場権を懸けたバレーボール女子の世界最終予選兼アジア予選第6日は21日、東京体育館で行われ、世界ランキング5位の日本は同8位のイタリアから第4セットまでに2セットを奪い、4位以上が確定。勝敗に関わらず4大会連続12回目の五輪出場権獲得が決まった。

 日本は第1セットを25―23で先取すると、第2セットは追いかける展開となり、25―27で失った。第3セットも24―22と先にセットポイントを迎えたものの、25―27と逆転で失った。それでも後がない第4セット、粘って25―21で奪い返し、タイとした。

 日本はこの時点で、勝敗に関わらず勝ち点1を獲得。計12点となり、22日の最終・オランダ戦の結果で、タイに勝敗、勝ち点で並ばれてもセット率で上回り、4位以上が確定。1試合を残し、4大会連続12度目の五輪出場権を獲得した。

 試合は最終セットを9―15で落とし、フルセットの末、2―3で敗れた。

 ▼五輪の出場条件 参加8カ国(日本、韓国、タイ、カザフスタン、オランダ、イタリア、ペルー、ドミニカ共和国)による総当たりで争われ、日本が五輪出場権を獲得するにはアジアから出場の4チーム(日本、韓国、タイ、カザフスタン)中最上位になるか、それ以外の7チーム中3位以内に入ることが必要になる。

 ※順位決定方法 勝敗によるが、同じ場合は勝ち点→セット率→得点率の順で決定。なお、勝ち点はフルセット以外の勝者3、敗者0。フルセットの場合は勝者2、敗者1。

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