森会長 東京五輪での野球復活へ“松井秀喜氏待望論”

[ 2016年5月16日 10:40 ]

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長

 2020年東京五輪で野球・ソフトボールが追加種目に採用されるか懸念している東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、追加種目が決まる8月の国際オリンピック委員会(IOC)総会に向けたもう一押しの必要性を訴えた。

 大リーグのトップ選手参加が不透明な状況を「僕らもIOCも心配している」とし「大リーグを動かしているのは球団オーナー。松井秀喜さんら大リーグにいた選手や現役選手を集めて(オーナーに)働き掛けをしてくれないかというのも一つの方法だ」と述べた。

 期間を短縮して球界の理解を得た神宮球場の借用問題にも触れ「(球界の反発を報じた国内の記事を)米国や五輪の関係者が見たら、どう思うか。早く解決しないと、と思っていた。私たちの非もある。(当初の提案で)7カ月も何に使うのか、資材置き場ですと言えば、それは(球界も)怒る」と話した。

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