水球男子 強豪国ブラジルを本気にさせるも1点差で惜敗

[ 2016年5月16日 05:30 ]

 水球男子ワールドリーグ予選(横浜国際プール)最終日の15日、リオデジャネイロ五輪でベスト8を目標に掲げる日本代表は3位決定戦で五輪の1次リーグで顔を合わせるブラジルと対戦し12―13で惜敗した。日本は途中3点リードを奪ったが守備が乱れ逆転を許した。日本は6月の決勝大会(中国)進出を決めている。

 14日はブラジルに6点差で敗れた日本がこの日は1点差まで追い詰めた。第2ピリオド(P)で逆転すると、第3Pは連続得点で最大3点リードした。だが、最後はパワーで勝る相手に押し切られ、大本監督は「1対1の力の差で逆転された。かなり悔しい」と唇をかんだ。かつては米国やブラジルには試合で遊ばれ「かなう相手ではなかった」と志水主将。その相手を本気にさせた今大会では手応えもあったが、一方で「甘い考えを持ってはいけない」と気を引き締めた。

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2016年5月16日のニュース