最後のbj 沖縄が最多4度目優勝!秋からはBリーグ

[ 2016年5月16日 05:30 ]

単独最多4度目の優勝を果たし、笑顔で記念写真に納まる琉球の選手と監督

bjリーグ 15―16年シーズンプレーオフ ファイナルズ決勝 沖縄84―富山74

(5月15日 東京・有明コロシアム)
 プロバスケットボールのターキッシュエアラインズbjリーグ15~16シーズンのプレーオフファイナルズ決勝が15日、東京・有明コロシアムで行われ、沖縄が86―74で富山を下し、2季ぶりリーグ史上最多となる4度目の優勝を飾った。MVPは沖縄のイバン・ラベネル(26)だった。3位決定戦は秋田が122―74で京都を下した。同リーグは11年目の今季がラストシーズンで、秋からはナショナルリーグ(NBL)と統合したBリーグが新たにスタートする。

 百戦錬磨の王者がbjリーグ最後の舞台で金字塔を打ち立てた。沖縄を本拠地とするゴールデンキングスが終始冷静な試合運びで決勝を制し、4度目の優勝を達成。チーム最多22得点と12リバウンドでMVPに輝いたラベネルは「本当に信じられないくらいうれしいよ」と仲間たちと喜びを分かち合った。

 日本初のプロリーグとして誕生したbjリーグも11年の歴史に幕を閉じた。チーム数は創立初年度の6から、今季は47都道府県の半数を超える24まで拡大。延べ観客動員数も800万人以上に達し、地域密着のプロチームを根付かせるという大きな功績を残した。河内コミッショナーはラストセレモニーで観客たちとお別れの三拍子締めをして叫んだ。「今日でbjは終わりますが、日本のバスケはこれから始まります!」。継承と発展――。新しい未来は秋から始まるBリーグに託される。

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2016年5月16日のニュース