白鵬、場所2日前に5年ぶり稽古 3場所ぶり賜杯へ決意の証

[ 2016年1月9日 05:30 ]

初場所に向けて最終調整する白鵬(右)

大相撲初場所

(両国国技館)
 3場所ぶりの優勝を狙う横綱・白鵬が東京都墨田区の宮城野部屋で“休日返上”で稽古した。いつもは場所直前の2日間は完全休養に充てているが「(11年5月の)技量審査場所以来ですかね」と前々日の稽古は約5年ぶり。

 普段は場所前に4日間の出稽古をして仕上げるが、日程の都合上3日間しかできず稽古不足を感じていたこともあり「やりたくなった感じですね。ほとんどの部屋はきょう休みだけど、やって損はない」と説明した。

 不安のある古傷の左肘にテーピングとサポーターをして立ち合いなどを入念に確認。「(体は)張りが出てきた」と手応えは上々。初日は過去7戦全勝の小結・勢と対戦。「野球やサッカーは休憩していて、より注目を集める場所。いい相撲を取りたい」と初場所に懸ける思いを語った。

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月9日のニュース