ヤマハ、逆転で4強 神鋼、パナも進出 ラグビーTL決勝T1回戦

[ 2016年1月9日 14:47 ]

<NTTコミュニケーションズ・ヤマハ>後半4分、ヤマハ・堀江が勝ち越しトライ

 ラグビートップリーグの決勝トーナメントが9日開幕、金鳥スタジアムで行われた1回戦でヤマハ発動機(B組1位)はNTTコミュニケーションズ(A組4位)と対戦、先制を許したものの逆転して26―7で勝ち16日の準決勝に駒を進めた。

 試合はヤマハが攻勢を仕掛け、NTTコムが鋭い出足で守る展開。前半19分にNTTコムがカウンターからつないでCTB諸葛彬が抜け出し先制トライ(ヤンチースのコンバージョン成功)で7点をリードすると、ヤマハは前半終了間際にFWが押し込みNO・8堀江のトライ、五郎丸がコンバージョンを決めて同点で折り返した。

 後半は開始からヤマハが押し込み、4分にゴール前でSO大田尾からNO・8堀江につないで勝ち越しのトライ(五郎丸のコンバージョン失敗)を決めると、13分にはCTBマレ・サウが突破してトライ(五郎丸のコンバージョン成功)を挙げリードを12点に広げた。23分にもFW陣が継続して押し込んでペナルティートライ(五郎丸のコンバージョン成功)を挙げて突き放し、そのまま押し切った。

 神戸製鋼(B組2位)は近鉄(A組3位)を42―10、パナソニック(A組1位)はキヤノン(B組4位)を46―6、東芝(A組2位)はトヨタ自動車(B組3位)を29―17で下しそれぞれ4強入りを決めた。

 ▼マン・オブ・ザ・マッチのヤマハ・堀江の話 前半は風下で我慢できた。後半、風上で流れが来ると思って圧力をかけて規律あるプレーができた。(準決勝へ)1週間しっかり準備したい。

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