【箱根駅伝1区】2連覇狙う青学大が首位スタート、2位に明大

[ 2016年1月2日 09:01 ]

東京・大手町をスタートする箱根駅伝1区のランナー

 第92回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町の読売新聞社前をスタート。20校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが参加し、往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われる。1区(東京・大手町~神奈川・鶴見中継所)は18キロ手前でスパートをかけた青学大の久保田和真(4年)がトップで2区へたすきをつなげ、初優勝を飾った昨年に続く2連覇へ好スタートを切った。

 青学大・久保田、全日本大学駅伝覇者・東洋大の上村和生(4年)らが脚を競う1区は、まず7キロ過ぎで中大の町沢大雅(3年)が先頭に出てペースを上げたが、すぐに集団に吸収される。8キロ過ぎから集団がばらけると、ハイペースの先頭集団から法大の足羽純実(3年)らが遅れ、11キロ過ぎでは駒大の主将・其田健也(4年)もペースを落とした。

 13人の先頭集団は、関東学生連合の山口修平(創価大4年)が15キロでぐっとペースを上げたことでばらけ、すぐに青学大・久保田と明大・横手健(4年)がほかを引き離して2人でレースを引っ張る形に。久保田は18キロ手前でペースアップし横手を引き放して独走状態となると、そのままトップで2区の一色恭志(3年)につないだ。青学大の1区区間賞は史上初。21秒差の2位に明大が続き、3位は中大、4位拓大、5位早大、6位中央学院大、7位東洋大と続いた。

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2016年1月2日のニュース