珍名で注目 東洋大の「五郎谷」5区で力走 復路逆転Vに望み

[ 2016年1月2日 15:31 ]

東洋大4区・小笹(左)からタスキを受け取る5区・五郎谷

 東洋大は昨年に続き5区を任された五郎谷(ごろうたに)俊(4年)が健闘し、往路2位となった。

 前回も箱根の山を走ったが、その後ラグビー・ワールドカップで活躍した日本代表の五郎丸の活躍もあり、「五郎」がつく珍しい名前として昨年以上に注目度が高まった。

 テレビ局のアナウンサーが実況中に「五郎丸」と間違えるなど、走っている間も注目を集めたが、2位でタスキを受け取った五郎谷は天下の険を力走。青学大の往路Vを阻むことはできなかったが、5区間だけのタイム差では“山の神”神野(4年)に36秒差と肉薄した。

 昨年、世界マスターズ陸上で金メダルを獲得したタレントの武井壮(42)がツイッターで「ラグビー五郎丸に次ぐ五郎谷ブームを作るためにはこの五区で神野をブチ抜く必要がある…」とつぶやくなど期待されていた五郎谷。自身への注目を力に変えて復路での東洋大逆転Vに望みをつなぐ結果を出した。

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2016年1月2日のニュース