関東学院大4季ぶり1部復帰!不祥事、低迷…乗り越え復活

[ 2015年12月13日 15:56 ]

1部復帰を決め、雄叫びを上げる関東学院大フィフティーン

 関東大学ラグビーリーグ戦グループの1、2部入れ替え戦は13日、熊谷ラグビー場で行われ、大学選手権で過去6度の優勝を誇る関東学院大(2部2位)が専大(1部7位)に22―7と逆転勝ちし、4季ぶりの1部復帰を果たした。

 スクラムで劣勢を強いられたものの風下の前半を3―7で折り返すと、後半12分に敵陣でのターンオーバーからNo・8宮川智海(3年)がトライを挙げて10―7と逆転。同21分にラインアウトからのモールを押し込んでフランカー鳥飼正幸(2年)がトライを挙げ、29分にも敵陣での連続攻撃からロック長谷勇希(4年)が左中間へ飛び込んだ。

 関東学院大は07年に部員の不祥事で大学選手権を辞退。12年には1部で7戦全敗の最下位に終わり、入れ替え戦で敗れて2部に降格した。13年に辞任した春口広前監督の後を受けて就任し、今季で2年目の板井良太監督(52)は「昨年は入れ替え戦にも出られなくて(2部3位)悔しい思いをした。ここで勝つことを目標にやってきて、達成できて本当に幸せ」と感無量の表情。ケガで途中交代したSH高城佑太主将(4年)「最後まで仲間を信じていた」と笑顔を見せた。

 また、日大(2部1位)も山梨学院大(1部8位)を28―17で破り、2季ぶりの1部復帰を決めた。

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2015年12月13日のニュース