羽生 また世界記録更新330点超!男子初GPファイナル3連覇

[ 2015年12月13日 05:58 ]

また世界最高得点を更新した羽生(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは12日、スペイン・バルセロナで行われ、10日のショートプログラム(SP)で世界最高得点となる110・95点を記録した羽生結弦(21=ANA)が男子フリーに登場。フリーで219・48点をマークし、トータルの330・43点とともに自身が持つ世界記録を再び更新。男子初の3連覇を達成した。

 11月のNHK杯ではSP、フリーともに世界歴代最高得点をマークし、前人未到の300点超えを果たした羽生。10日に行われたGPファイナルのSPでは自身の世界記録をあっさりと更新し、2位に20点近い差をつける圧倒的な首位発進だった。

 フリーでも序盤から4回転サルコー、4回転トーループと連続して成功させるなどまったく危なげない演技を披露。羽生だけが足を踏み入れた300点台の世界で、また一歩新たな足跡を刻んだ。

 SP4位の宇野昌磨(17=中京大中京高)は会心の演技を見せパーソナルベストを14点以上更新する190・32点。合計276・79点で3位に入った。SP5位の村上大介(24=陽進堂)はジャンプのミスが出てフリーが152・02点、トータルで235・49点にとどまり最下位だった。SP2位のフェルナンデス(スペイン)が羽生に続く史上2人目の200点台となる201・43点を出し、合計292・95点で2位だった。

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