北京五輪代表の小野、現役引退を示唆「技が切れなくなった」

[ 2015年11月8日 18:57 ]

柔道・講道館杯全日本体重別選手権

(11月8日 千葉ポートアリーナ)
 2008年北京五輪男子81キロ級代表で35歳の小野卓志(筑波大教)が100キロ級で初戦敗退し、今大会限りでの現役引退を示唆した。

 17歳の飯田健太郎(東京・国士舘高)に隅返しで一本負けし「これから出る試合もないので、もう引退かな。技が切れなくなったのは衰えだと思う」と述べた。6月末に了徳寺学園を退職し、母校の筑波大でコーチを務めている。

 茨城県出身の小野は81キロ、90キロ、100キロ級の3階級で世界選手権に5度出場。05年に81キロ級で、11年に90キロ級で3位に入った。

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2015年11月8日のニュース