15人制W杯代表の福岡 7人制リオ切符獲得誓う

[ 2015年10月23日 05:30 ]

ラグビーの男子7人制日本代表合宿に21日から合流し、屋外練習で機敏な動きを見せる福岡堅樹

 来年のリオデジャネイロ五輪出場権を懸けたアジア予選(11月7、8日、香港)に出場するラグビー7人制男子日本代表の東京合宿は4日目を迎え、前日に合流した15人制W杯メンバーの福岡堅樹(筑波大)は「W杯と並んで人生の目標の一つ」と五輪切符獲得を誓った。

 50メートル5秒台の快足が売りの福岡もW杯では出場1試合でノートライ。「歴史を変えられたのは光栄だが、個人としては悔しさがある」と不完全燃焼だったが、再び熱く燃えたぎるチャンスが2週間後に迫っている。

 まずは12人の代表メンバー入りすることが先決。「1年半ぶりのセブンズなので動きの違いに慣れない部分があった」とも漏らしたが、幸い83キロの体重は絞る必要がなく、ベストパフォーマンスを発揮できる状態にある。W杯から帰国後は「卒論もあるので筑波で過ごした」という文武両道のトライゲッターが今度こそ本領を発揮する。

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2015年10月23日のニュース