堀川未来夢 自己ベスト64で単独トップ「緊張します」

[ 2015年10月23日 05:30 ]

横田と健闘を称え合う堀川(右)

男子ゴルフツアー・ブリヂストン・オープン第1日

(10月22日 千葉県千葉市・袖ケ浦カンツリークラブ袖ケ浦コース=7119ヤード、パー71)
 ツアールーキーの堀川未来夢(みくむ、22=フリー)がボギーなしの7バーディーで自己ベストとなる64で単独トップに立った。1打差の2位に近藤共弘(38=フリー)がつけ、前週の日本オープンを制した小平智(26=Admiral)は18番でイーグルを奪ったもののイーブンパーの71で40位と出遅れた。
【第1R成績】

 10番でバーディー発進すると着実にスコアを伸ばし、8、9番の連続バーディーで締めくくった。64が自己ベストなら、トップに立つのも共同会見も初めて。堀川は「緊張します」と初々しさを感じさせながらも「ほぼ満点。得意のアプローチ、パターは完璧でした」と言葉が弾んだ。

 石川遼、松山英樹とはジュニア、大学で戦った世代。日大卒業後、昨年の予選会を突破して今季からツアーに参戦している。ツアー外競技、ネスレ日本マッチプレー選手権では1回戦で石川遼を破り注目されたが、最高成績は日本ツアー選手権の7位で、賞金ランクは60位にとどまっている。日大の先輩・片山との練習ラウンドでは「ピンだけを狙うのでなく、外してもいいところに外す」とマネジメントの指導を受けており、その教え通り、最終9番パー5では「グリーン右手前のバンカーには入れない」と無理に2オンを狙わず、左ラフから“OK”につけバーディーを奪った。

 60位までの賞金シード獲得に向けて厳しい戦いが続く。終盤は出場できる試合が限られるだけに、少しでも賞金を稼ぎたいところ。「予選落ちの心配をせずに思い切りやりたい」と意気込んだ。

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2015年10月23日のニュース