平壌でサッカー交流試合 日体大、朝鮮体育大と協定調印

[ 2015年8月30日 22:03 ]

 スポーツ交流のために北朝鮮を訪問している日本体育大の代表団は30日、平壌の金日成競技場で朝鮮体育大と男女のサッカーの交流試合を行った。男子は2―1、女子は4―0でいずれも朝鮮体育大が勝った。金栄勲体育相や朝日友好親善協会の朴根光会長らが観戦した。

 試合後、日体大4年の桜井麻友佳選手は「大観衆の中でやらせてもらえてありがたい。ディフェンスの選手の体が大きくヘディングで競り勝てなかった」と話した。

 日体大と朝鮮体育大は同日、試合に先立ち、学術およびスポーツ交流に関する協定に調印した。調印式に参加した松浪健四郎日体大理事長は共同通信の取材に対し「(日朝)相互の理解を深めるために、これからもますますスポーツ交流を盛んにしていきたい」と述べた。

 日体大の代表団は29日に平壌入りした。9月1日に帰国する予定。(共同)

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2015年8月30日のニュース