伊藤舞 リオ切符女子1号「しっかり勝負できるよう頑張る」

[ 2015年8月30日 12:02 ]

女子マラソンで7位でゴールし日の丸を背に笑顔を見せる伊藤
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 陸上の世界選手権の女子マラソンは30日、中国・北京中心部からメーン会場の国家体育場にゴールするコースで行われ、伊藤舞(31=大塚製薬)が2時間29分48秒で日本勢最高の7位入賞。来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まった。

 女子のリオ切符第1号となった伊藤は、「今回の目標は自分の力を精いっぱい発揮することだったので、それが達成できて、オリンピックにつながった。本当に良かった」と感激の笑顔。フルマラソンでは優勝経験がなく「日本人トップになることができなかった」というが、世界の大舞台で7位入賞を果たし「本当に河野監督に感謝します」と所属する大塚製薬の河野匡監督への感謝を述べた。

 来年の五輪へ向けては「一番目標にしていたオリンピックの舞台に立てるので、そこでしっかり勝負できるように頑張っていきたい」と意気込み。河野監督も「ラストチャンスかもしれないから、オリンピックには出してやりたかった」と教え子の奮闘を喜んだ。

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