日本、ペルーにストレート完勝!後半戦好発進で3位死守

[ 2015年8月30日 20:50 ]

<日本・ペルー>第3セット、スパイクを放つ木村

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会は30日、仙台市体育館(宮城)などで第6日が行われ、世界ランク4位の日本は同23位の南米代表・ペルーと対戦。25-19、25-21、25-15でストレート勝ちし4連勝。通算5勝1敗で勝ち点を「15」に積み上げ、3位をキープした。

 東京での第1ラウンドから、仙台へと戦いの場所を移してスタートした第2ラウンド。先に試合を終えた4位の中国が3-0のストレート勝ちを決めているだけに、1セットも落とせない状況の中、日本は第1セット、立ち上がりの点の取り合いから、要所でのブロック、相手守備の隙をつくフェイント攻撃などで7連続ポイントを奪取。一気に流れを引き寄せて25-19で先取した。一進一退の攻防となった第2セットは、19-19から、長岡のブロックでチームの勢いがつくと、長岡の強打、古藤のサービスエースなどで引き離し25-21で連取。第3セットも序盤から押し気味に展開、木村のスパイクやフェイント、長岡のサービスエースなどでリードを広げ、そのまま逃げ切った。

 この日、ロシアが韓国をストレートで下し、6戦無敗の勝ち点17で首位をキープ。米国、中国、セルビアも勝って5勝1敗となった。

 日本は31日、韓国と対戦する。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

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