土居組、吉田組がリオ五輪決定 セーリング470級

[ 2015年7月5日 14:36 ]

セーリングの470級でリオデジャネイロ五輪の日本代表に決まった吉田愛(左)、吉岡美帆組

 セーリングの470級で男子の土居一斗(アビーム)今村公彦組(JR九州)と女子の吉田愛、吉岡美帆組(ベネッセ)が4日、来年のリオデジャネイロ五輪の日本代表に決まった。日本連盟が選考大会に指定した2大会がデンマーク・オーフスでの欧州選手権で終了し、日本勢のトップが確定した。

 34歳の吉田は北京、ロンドン五輪に続き3度目の代表。土居と今村、吉岡は初の五輪出場となる。吉田、吉岡組は世界ランキング3位で五輪でのメダルの期待が懸かる。

 土居、今村組は最初の選考大会だった4月のプリンセス・ソフィア杯(スペイン)で6位。5位だった松永鉄也、吉田雄悟組(スリーボンド)を今大会で逆転して代表に決まった。吉田、吉岡組は同杯でのリードを守って逃げ切った。470級の日本は昨年9月の世界選手権で男女とも出場枠1を獲得した。

 ◆土居 一斗(どい・かずと=セーリング男子470級)今村とのペアで14年の世界選手権9位。日本経大出、アビーム。175センチ、65キロ。23歳。長野県出身。
 
 ◆今村 公彦(いまむら・きみひこ=セーリング男子470級)北京、ロンドン五輪は代表選考で敗退。日本経大出、JR九州。180センチ、78キロ。31歳。鹿児島市出身。

 ◆ 吉田 愛(よしだ・あい=セーリング女子470級)旧姓は近藤。北京、ロンドン五輪で14位。日大出、ベネッセ。161センチ、58キロ。34歳。神奈川県出身。

 ◆吉岡 美帆(よしおか・みほ=セーリング女子470級)吉田とペアで14年の世界選手権8位。立命大出、ベネッセ。177センチ、70キロ。24歳。広島市出身。(共同)

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2015年7月5日のニュース