佐藤 ハンディ+1の実力発揮でトップ通過 立大コーチの意地

[ 2015年7月5日 05:30 ]

内閣総理大臣杯第46回日本社会人ゴルフ選手権関東予選長野会場でトップ通過の佐藤

スポニチ主催内閣総理大臣杯第46回日本社会人ゴルフ選手権関東予選長野会場

(7月4日 長野県軽井沢町 軽井沢72ゴルフ東・入山コース=6921ヤード、パー72)
 スポニチ主催内閣総理大臣杯第46回日本社会人ゴルフ選手権関東予選長野会場が4日に行われ、佐藤礼弥(27)がハンデ+1の実力を発揮して2ボギーの74とまとめ、2位に1打差をつけトップ通過を果たした。上位12人にシニア枠1人を加えた13人が9月の関東大会(神奈川・箱根CC)への出場権を獲得した。なお、大会全成績は別掲アドレスのサイトに掲載。

 「学生には黙って出場したのですが、恥ずかしいスコアでなくてよかった」とホッとした表情を見せたのがトップ通過の佐藤=写真=だ。立教高、立大とゴルフ部で、現在は立大コーチを務めている。卒業後は銀行勤務を経て父の跡を継いで不動産会社を経営。「練習はできず、週1のラウンドがやっと」という。それでもハンデ+1の腕前で、標高が高いため「飛びすぎ」に苦しみながら2ボギーに抑えた。8日開幕の日本アマは最終予選で1打及ばず出場を逃しており、箱根CCでの関東大会を通過して「初めて全国大会へ行きたい」と意欲を見せた。

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2015年7月5日のニュース