今平 パットさえたジワリ2差 いつか松山、遼と同じ舞台で!

[ 2015年7月5日 05:30 ]

1番、大勢のギャラリーの前でティーショットを放つ今平

男子ゴルフツアー スポニチ後援長嶋茂雄招待セガサミー・カップ第3日

(7月4日 北海道千歳市 ザ・ノースカントリーゴルフクラブ=7167ヤード、パー72)
 松山英樹、石川遼と同世代の22歳・今平が首位と2打差の3位につけた。「グリーンが自分に合っていて読みやすい」とパッティングがさえわたり、出だしの1番で3メートルのバーディーパットを沈めるなど、2つ伸ばして折り返した。後半の16番パー3ではティーショットを池に入れたが、8メートルのボギーパットを執念で沈めて傷を最小限にとどめた。

 08年の日本ジュニアで松山英樹との最終日最終組対決を制して優勝するなど早くから頭角を現し、昨季は下部ツアーにあたるチャレンジツアーの賞金王に輝いた。ジュニア時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた松山、石川は現在米ツアーを主戦場としており「いずれは一緒に同じ場所で戦いたい」と刺激を受けている。しかし「まずは日本で結果を残してから。今季はシード権獲得が目標」という。その中で巡ってきたレギュラーツアー初優勝のチャンス。「優勝争いの緊張も以前に比べたらなくなってきた」という頼もしい若手が、首位の韓国勢の逃げ切りに待ったをかける。

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2015年7月5日のニュース