フェデラー“263キロ男”退け16強「安定した戦いできた」

[ 2015年7月5日 00:36 ]

16強入りを決めたフェデラー(AP)

 テニスのウィンブルドン選手権第6日が4日、英ロンドンのオールイングランド・クラブで行われた。男子シングルス3回戦で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)はサミュエル・グロート(オーストラリア)に6―4、6―4、6―7、6―2で勝ち、16強入りを決めた。

 サーブの世界最速記録263キロを持つグロートを退けた。21本のエースを浴びたが、それでも抜群のリターンで対抗し「最後まで集中していい内容のゲームができた」と余裕たっぷり。

 第3セットのタイブレークでこの日唯一のダブルフォールトが出たのが響いて今大会初めてセットを落としたが、第4セットは切り替えて突き放した。ここまでの3試合でブレークを許したゲームはゼロ。「安定した戦いができた。自分のサーブも安定している」と満足げな表情を浮かべた。

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2015年7月5日のニュース