山梨学院大、女子5人制V2 代表戦で技数勝り、指導差で勝利

[ 2015年6月28日 05:30 ]

 学生の団体戦日本一を決める柔道の全日本学生優勝大会第1日は27日、東京・日本武道館開幕。女子5人制は山梨学院大が決勝で帝京大を代表戦の末に下し、2年連続6度目の優勝を果たした。同3人制は鹿屋体大が2年連続3度目のV。7人制の男子は1回戦が行われ、国士舘大、明大など強豪校が順当に勝ち上がった。28日に2回戦以降が行われる。

 1―1で迎えた代表戦は引き分けた階級を抽選するのがルール。女子5人制決勝は終わったばかりの大将戦となったが、最後は山梨学院大の井坂が技数で勝り、指導差で連覇を呼び込んだ。「引き分けた階級で4年生は私だけ。私が決めて後輩にも優勝の感動を味わわせたかった」と汗を拭った。予選を兼ねた関東大会では2年連続で筑波大に敗北。山部伸敏監督は「選手たちが敗戦を受け止めて成長してくれた。女子ではどこも達成したことがない3連覇へ、またスタートです」と気持ちを切り替えた。

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