森田、今季自己最高65で1差6位急浮上「チャンスをものに」

[ 2015年6月28日 05:30 ]

2番、ティーショットを放つ森田

女子ゴルフツアー アース・モンダミン・カップ第3日

(6月27日 千葉県袖ケ浦市 カメリアヒルズ・カントリークラブ=6541ヤード、パー72)
 森田理香子(25=リコー)が自身のシーズンベスト&この日のベストスコア65を出し、首位と1打差の6位に急浮上した。上がりの3連続バーディーなど7バーディーを奪取。同門の表純子(41=中部衛生検査センター)のツアー記録となる155試合連続出場を優勝で祝うためにも、最終日に勝負をかける。イ・ボミ(26=韓国)、佐藤靖子(36=フリー)ら5人が通算10アンダーで首位に並んだ。
【第3R成績】

 我慢が報われた。森田は前半で4つスコアを伸ばしながら、9番から15番まではパー行進。「アウトが良くて後半ボギーを打つパターン」にはまりそうなところで、ギアが入った。16番で6メートルのバーディーパットをねじ込み、17番は3メートル、18番は1メートルにピタリとつけて上がり3連続バーディー。36位から首位と1打差にジャンプアップした。

 「(今季は)いつもやらかすから。60台も全然出ていなかったですから」。19ラウンドぶりの60台となる65はこの日のベストスコアで、自身のシーズンベスト。13年賞金女王が久々に笑った。

 開幕戦で2位の好発進も、以降、ベスト10フィニッシュは1度だけ。なかなか結果が出ない時、心のよりどころとなったのが師匠の岡本綾子をはじめとするチーム岡本の面々だ。「しんどい時もいつも笑顔。気分が乗らない時も純子さんたちといると明るくなれる」と表純子には何度も助けられた。その姉貴分は今大会で155試合連続出場のツアー新記録を樹立。初日の夜、みんなで祝った。節目の試合を優勝で飾れたら最高だ。「必ずチャンスをものにしたい」。一門の妹分が462日ぶりの栄冠で記録に花を添える。

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2015年6月28日のニュース