錦織 四大大会初制覇へ自信「狙える位置に来ていると感じる」

[ 2015年6月28日 06:27 ]

会場で調整練習を行った錦織圭

 【錦織圭に聞く】

 ――左ふくらはぎの状態は?

 大丈夫です。たぶん。(棄権と考えたことは)なくはなかった。頭でもしかしたら出られないというのが多少はあったけど、何日か経って治りそうだなと感じた。毎日ちょっとずつよくなってきているので、自信を持って動ければ。

 ――速いサーブへの手応えは?

 (速いハードコートと)芝は違う。簡単にリターンできないし、ブレークもなかなか難しいので、そこら辺の楽しさは減るけど、我慢することが大事。リターンゲームも大事だが、集中力はサーブゲームにとっておきたいというか。大事なところでリターンゲームもギアを上げたり、という多少の駆け引きが重要になるかなと思う。

 ――全仏でバブリンカが優勝して感じるところはあるか?

 今回はそんなに。13年に彼がオーストラリアで優勝して、新たな道が開けたような、トップ4の世界が変わってきたと感じた。それから僕とチリッチと(全米で)決勝をやったり、マスターズも違う選手が勝ったりというのもあったので、それが当たり前になってきたような気がした。バブリンカは調子が良くなくて勝ったことは凄い思った。(自分は)それに浸ってる余裕がなかったというか、僕はツォンガに敗れ、何が悪かっただろうと自分の反省の方が多かった。狙える位置に来ているというのは自分でも感じている。

 ――ウィンブルドンの印象は?

 4大大会で最初に知ったのはウィンブルドン。他のグランドスラムとは雰囲気が違う。自分がまだ結果を出してないので他のところより新米という感じ。結果が出ればそれも簡単に覆るので、結果が出るまでちょっと待って下さい。

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2015年6月28日のニュース