吉田沙保里が左肩負傷…9月の世界選手権は出場へ

[ 2015年6月28日 18:50 ]

 日本レスリング協会の栄和人強化本部長は28日、世界選手権(9月・米ラスベガス)女子53キロ級代表の吉田沙保里(ALSOK)が23日の練習で左肩の背中側に肉離れを起こしたことを明らかにした。今後10日間ほどはスパーリングなど激しい練習はしない。

 世界選手権でメダルを獲得すれば、4連覇を目指す来年のリオデジャネイロ五輪代表が確実となる。同本部長は「万全になるかは分からないが、世界選手権は必ず出場する」と話した。

 また、女子48キロ級代表の登坂絵莉が右の肘と手首を痛め、同69キロ級代表となった土性沙羅(以上至学館大)は右肩を亜脱臼していたという。ともに今月開かれた全日本選抜選手権で負傷した。吉田と同様にしばらく様子を見て、本格的な練習を再開する。

続きを表示

2015年6月28日のニュース