三段目付け出し資格適用へ 主要アマ大会8強対象に

[ 2015年5月28日 19:36 ]

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、全日本選手権、全日本実業団選手権、国体成年の3大会で8強以上に入った選手に、三段目最下位格付け出しの資格を与えることを決めた。

 新弟子検査の前日まで25歳未満が対象で、本年度の大会から適用する。通常の新弟子検査の受検資格は23歳未満。入門希望者への門戸開放が大きな理由で、相撲協会広報部によると、三段目付け出しは昭和以降で初めてという。

 2001年初場所から適用の現行規定では、全国学生選手権を含めた4大会のいずれか一つに優勝すれば幕下15枚目格付け出し、全日本選手権との2冠以上なら同10枚目格の資格を得る。最近では幕内遠藤が幕下10枚目格、モンゴル出身の小結逸ノ城が同15枚目格でデビューした。

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2015年5月28日のニュース