ウォリアーズ40年ぶりファイナル進出 若手バーンズが活躍

[ 2015年5月28日 14:40 ]

ファイナル進出を果たし、喜び合うウォリアーズの選手(AP)

 NBAは27日にカリフォルニア州オークランドで西地区決勝の第5戦を行い、1位ウォリアーズが2位ロケッツを104―90(前半52―46)で下して4勝1敗。NBAの初代王者(47年=当時BBA)が40年ぶり通算7回目のファイナル進出を果たし、東地区を制したキャバリアーズと対決することになった。

 試合は苦戦。シューターのクレイ・トンプソン(25)は20得点を挙げながら、ファウルトラブルと頭部の負傷でプレータイムを削られた。シーズンMVPのステフェン・カリー(27)もロケッツの密着マークにあって四苦八苦。26得点を挙げたもののフィールドゴール成功率は33・3%といまひとつで、3点シュートは11本中3本しか決まらなかった。

 しかし3季目の若手フォワード、ハリソン・バーンズ(22)が勝負どころの第4Q2分49秒から4分51秒まで1人で連続9得点。第5戦では24得点を稼いで、トンプソン不在となった時間帯で活躍した。

 ロケッツは第4戦で45得点をマークしたジェームズ・ハーデン(25)が14得点どまり。プレーオフのワースト記録となる13回のターンオーバーを喫して自滅した。

 なおファイナルは6月5日にウォリアーズが今季46勝3敗という好成績を収めているオークランドのオラクル・アリーナで開幕。ウォリアーズは3回目のリーグ制覇、07年のファイナルでスパーズに4戦全敗で敗れているキャバリアーズは初優勝と初勝利を目指してシリーズに突入する。

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