土居 元女王のイバノビッチ追い詰めた フルセットで2回戦惜敗

[ 2015年5月28日 04:11 ]

全仏オープン女子シングルス2回戦でイバノビッチと対戦した土居(AP)

 テニスの4大大会、全仏オープン第4日は27日、パリのローランギャロスで行われ、世界ランキング103位の土居美咲(24=ミキハウス)は女子シングルス2回戦で同7位で第7シードのアナ・イバノビッチ(27=セルビア)と対戦、6―3、3―6、4―6で敗れ、初の3回戦進出を逃した。

 元世界ランク1位で2008年全仏女王のイバノビッチを相手に土居は第1セットを序盤ブレークを許しながらも粘り強いプレーで、徐々にペースをつかんでブレークを返し6―3で先取した。

 第2セットに入るとイバノビッチがシード選手の実力を発揮し始め、深いストロークと正確なショットでセットを奪い返し試合はファイナルセットへ持ち込まれた。

 最終セットは双方2ゲームをキープした後の第5ゲームで、土居のサービスゲームをイバノビッチがジュースに持ち込んだ末ブレークして優位に立つと、第6ゲームをキープ、第7ゲームを再びジュースからブレークしてリードを広げた。土居は第8ゲームをブレークバック、第9ゲームをキープして粘ったが、第10ゲームを失い及ばなかった。

 また、女子ダブルス1回戦では奈良くるみ(23=安藤証券)クリスティーナ・マクヘイル(23=米国)組が、6―7、5―7でバーバラ・レプチェンコ(29=米国)ジェン・サイサイ(21=中国)組に敗れた。

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